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大道 英樹; 片貝 秋雄; 岡本 次郎
Sep. Sci. Technol., 23(14-15), p.2445 - 2450, 1988/00
被引用回数:4 パーセンタイル:67.83(Chemistry, Multidisciplinary)溶液中の金属イオンとポリマーリガンドとの間のキレート形成に対する超音波の照射効果が知られている。このことより、キレート形成による海水中のウランの捕集に対しても、超音波照射効果の寄与が期待される。放射線グラフト重合法で合成したアミドキシム基含有吸着剤を海水に浸漬したところ、超音波照射下では初期に大きなウランの捕集が見られたが、時間の経過と共に減少した。アミドキシム基による含水量の経時変化及び官能基量の変化を、NMRおよびEMで調べた結果、初期の大きなウラン捕集は含水量の増加に基づき、捕集の経時変化は官能基量の減少、すなわち超音波照射による官能基の脱離に基づくものと推定された。
大道 英樹; 片貝 秋雄; 須郷 高信; 岡本 次郎
Sep.Sci.Technol., 21(6-7), p.563 - 574, 1986/00
被引用回数:73 パーセンタイル:95.35(Chemistry, Multidisciplinary)放射線を用いてポリマー繊維にアクリロニトリルをグラフトし、次いでアミドキシム化することにより、新しいタイプの海水ウラン捕集用吸着材を合成した。カラム法によりウラン補修を行ったところ、低流量では吸着量が海水流量に比例したが、高流量では一定値を示した。バッチ法では、ウラン吸着量と(海水量/吸着材量)との関係が重要であり、これにより、いかなる実験規模で求められた吸着量も相互の比較が可能になった。吸着材を使用後、約80Cのアルカリ水溶液で処理することにより再生が可能になったので、吸着材のくり返し使用の可能性を検討した。再生処理をしない場合は、くり返し使用により吸着材の含水率が減少したが、再生処理をした場合は含水率が増加した。吸着材の赤外吸収スペクトルの測定により、くり返し使用時のアミドキシム基の変化とウラン吸着量の変化の関係を明らかにした。